火打山

2008年5月11日〜12日


■装備 日帰り
ザック20L 長袖シャツ 半袖Tシャツ 靴下 レインウエア
ダウンインナー 防寒タイツ 帽子 手袋 
懐中電灯 予備電池 筆記具 救急セット 
デジカメ 携帯電話 ロールペーパー 
オニギリ ペットボトル500×3 ワイン2本 シャンパン1本 おかし
食料3食分
日焼け止め サングラス 洗面用具 タオル 着替え(帰りの温泉用)
装備について
衣服は、雨具を抜かし全て使用。
日中は半袖と長袖でちょうどだが小屋ではダウン使用。
雨具は、使わなかったが防寒に使用もできた。 
ウインドーブレーカー着用
水の量は、3本でちょうど良かった。小屋で補充。
頂上は寒く、ダウンのインナーと帽子と手袋着用。

今年は雪が多いですね〜 今日は、春山火打山へ♪
K嬢初めての火打山です。
それもあって、高谷池ヒュッテを予約しました。
高谷池ヒュッテは、可愛くて大好きな山小屋なのです。
が・・・食事がイマイチなので頑張って3食分を持っていく事にしました。


しかも・・・天気予報では雨〜曇りと言うことで思いっきり宴会モード
シャンペンと白ワイン赤ワイン、K嬢は500mlビールを4缶持って登る事に!
ガンバ!!



これが、超大変な事に気づいたのは、登り始めて1時間もした辺りでした。。
出発時間11時40分。


K嬢は、今日初おろしのザック 今までちょっと小さくて、泊まりの山にはキツカッタので大き目のザックにしたのでした。
びっくりです。今年で3年連続同じような時期に来ているのですが こんなに、雪が有るのは初めて。。
登山口の駐車場に停めようとしたら雪で道が無く通り過ぎ 戻って、下の駐車場でした。




肩にズシリとくるザック・・・ これは、大変だぞ〜




黒沢の橋。 ここで早速休憩。 黒沢の橋 12時45分。ここまでで1時間です。
ここまでは標準タイムですね。



所が・・・高谷池ヒュッテ到着は6時頃と言う大変な山登りとなってしまったのでした。。



12曲がり付近。 ザクザクの雪を踏みしめて登ります。

K嬢初のアイゼン。 アイゼン大活躍です。
夏でも20分は登る急な坂。 ジグザクでない分、直登ではありますが体力消耗しまくり。



じもら〜既にバテバテ〜
これには、K嬢危ないと見たのかワインを持ってくれる事に。
ありがとうK嬢 ・・・はじめは大丈夫と断っていたのですが・・・あまりの大変さに甘えてしまいました。





ようやく、オオシラビソ?の林に到着・・・ じもら〜もうバテバテ〜
もうこの時点で3時40分。 4時間も歩いていますから。。。


高谷池ヒュッテの予約の時に、2時〜3時に着くって予約していたので
遅れる旨を、連絡しようとするもDocomoは圏外、K嬢のauで通じたのでした。

パーティでは、携帯の会社も同じじゃない方が良い事を実感。



周りは真っ白になりつつあります。 これって、ホワイトアウト???
地面は白く、空も白く、周りは真っ白状態・・・

まぁ、大体の道は分かっていますから 黒沢岳のトラバース道を探します。

所が、これが見つからない。 どこかで、ピンクの道標を見失ったようです。
ここで、焦ってはいけないので 先の微かに見える木の影を目指して進む事にしました。
1段、2段、3段と雪の丘を進みますがトラバース道が無い。 これは、オカシイと言うことで引き返します。
こんな時はスキーは便利です。ササーッと戻ってピンクの道標発見♪


そこから、10分くらい登ってトラバース道発見♪
トラバース道は、踏み後が有るもK嬢はズボズボと足をとられて 12曲がりよりも大変と言うことでした。
途中では、涙目になったり・・・でも良く頑張りました。



で、ここで幻??? 何と、小屋の管理人さんが迎えに来てくれたのです。
しかも、K嬢のザックを担いでくれたのです。 感謝 感謝です。ありがとうございました。


そして、この空ですよ〜 サササーっと雲が流れて行きます。








本当に、ありがとうございました。 あっちも あの峰も 見えてきました。 ありがたいことです。
感謝感謝です。







何と、到着時間は6時。 こんな事じゃいけませんね。。
原因は、ザックの重さと、雪歩きに有るようです。 しかし、火打山はぼくらを歓迎してくれました♪





光と、雲と、火打を眺めながらの幸福な時間。
火打に感謝の(^O^)/C□☆□D\(^_^ )カンパーイ!です。


じつは、火打は自分の中ではベスト3に入る大好きな山です。
ブナ林から、12曲がり、オオシラビソの林をぬけると、富士見平の開放感。
トラバース道からの、焼、影火打、火打と高谷池ヒュッテ。
そこからの、火打への登りも変化に富み素晴らしい山だと思っています。


でも・・・ 山と渓谷社の2008年1月号の 読者1000人に聞く! わが愛する山に無い・・・
NHKの日本の名峰〜発表!おすすめの山50 にも出てこない・・・
何故に???



さすがに、深田久弥の100名山には出てくるのが救い。 そう思っていたのです。


それが これには、嬉しかったです♪ やった〜って感じでした。
でもそれと同時に、何やら寂しさも。。。。。
大好きな山が人に知られてしまう、そんな気持ちです。





K嬢、じもら〜上機嫌(^ω^) では、しばらくその時の景色をどうぞ。




良かった〜登ってきて 燃えるような焼山。






時間にして、半時間くらいの素晴らしい時間でした。





空を見上げれば、お月さま。



自炊室で宴会の続きです〜 自炊室使用は初めてなのですが ここの自炊室にはガス、鍋、茶碗完備でした。

もっと飲んでいたいけど・・・明日天気良さそうだし に期待して寝る事にします。




少々朝がきつかったですが、目覚めると外はこんな感じ♪ 奇跡の快晴です。















カリカリに凍った雪の上を、あそこの丘まで歩いてみました。
丘からは、火打は勿論北アルプスの山々。





クリックで拡大します。 お隣の、妙高〜黒姫〜北アルプスの山々〜
焼山〜影火打〜火打と素晴らしいパノラマ♪ 雲海に沈む眠る街。

ひとしきり朝日を楽しんだら、腹ごしらえをして火打へ出発です。


さあ!! 出発(`・ω・´) あそこまで。 7時30分。




クリックで拡大します。 青い空と、白い雪の山。
しあわせ〜な時間。 K嬢は歩きで、ぼくはスキーで登ります。



暖かくてポカポカ ヒュッテの前からは、池の平らな場所を歩き
小高い丘を登り、後はトラバース気味に火打を目指します。





しっかりした、踏み跡があって快適に登れます。 昨日のガスガスの中の登りが夢のよう。









さあ、向かいますよ〜 昨日の疲れは、肩と腰に残っているものの気持ちはクリアー
こんな感じの所を、進んでいきます。 K嬢アイゼン大活躍。




ぼくは、スキーで行ける所まで。 だいぶ、近づいてきました。




途中から、スキーをアイゼンに履き替えて 一歩一歩登ります。
この登りが結構恐いんだ。。 バランス崩さないように気をつけて登ります。

さあ、もうちょっと。

40歩登って休憩

30歩登って休憩

20歩登って休憩

最後の登りは、踏みしめるように




そして、ついに山頂です(^ω^)



早速、記念撮影♪



山頂からは、素晴らしい景色。 妙高と黒姫。


焼山




帰りは、速いですよ〜 最高に気持ち良い滑走路。


2日前に降った雪も柔らかくなって引っかかりませんでした。
1 2 3 4 5 幾つかのターンをして。




K嬢近づくのを待ちました あ〜んな遠く。




滑っていると、登ってくる人一人。 小屋の、管理人さんでした。
雷鳥の写真を撮りに登ったそうですが、あまりの景色に 山頂まで行って、滑り降りるそうです。
気持ち良くわかります(^ω^)





中腹にて K嬢、ぼくの事撮っていてくれました。




小屋まで到着し、祝杯をあげ ポカポカの高谷池を満喫しました。
下りるのが勿体無くて。。 そうこうしていると、管理人さん滑り降りてきました。

速ー(^ω^) 色んな話を伺う事ができました。
今年は雪が多いので、ハクサンコザクラの季節は7/中旬頃ではないかと。
また、その頃くることにします 小屋に、2人のボーダー到着。

この好天で、計4名の方が登ってこられました。




また、今度。 名残惜しい火打。 トラバース道での焼と火打です。


富士見平で この方は、女性でした。 やっぱりこの好天で「思い立って登って来た」そうです。



これ、昨日ホワイトアウトで見失ったピンクの道標。
晴れていれば何でこれを見逃したのか不思議〜な・・・
そんな事も話しながら、下ります。 雪道の下りは速いです。



12曲がりすぎて、黒沢の橋も過ぎて ブナ林でまた、
迷って(;´д`)トホホ まぁ、春山では良くある事ですから。


ルートファインディング力と冷静な判断が重要ですから。






もう、2人ともヘロヘロー 14時50分無事下山したのでした。

深田久弥の火打の始めの所が好きです。 下手なスキーをしているより、山々を眺めていた方が幸福って所(^ω^)

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ある三月の下旬、白馬山麓へスキーに行った私は、誰もいない丘の上に立って、山を眺めていた。
空は青く日は輝いていた。こんな日に下手なスキーをするより、山を眺めていた方が幸福である。
普通の人にはただ白い山の連続にしかすぎない山なみも、私にとっては、どの一つの峰、
どの一つの鞍部にも、追憶があり、憧憬があった。 北に当たって三つ並んだ山が見えた。
頚城三山と呼ばれるもので、まん中が火打山、右が妙高山 左が焼山である。
妙高と焼はまとまった形をしているのに、間の火打は長い稜線を引いた不整三 角形である。
人はとかく整った形には注目するが、そうでないものには迂闊である。妙高や焼は 人目を引き易いのに、
火打は案外見逃されている。しかしよく見ると火打は立派な山である。 その悠揚とした姿にすっかり惚れてしまった
眼を隣へ移すと、妙高や焼のキチンとした纏まりが 却って見劣りする。三つの中では火打が最も高い。
のみならず、緯度的に見て、火打より北に 火打より高い山はない。標高二四六二米。
これは白馬以北の小蓮華山、鉢ヶ岳、雪倉岳等、北ア ルプス稜線上の山を除けば越後では最高である。
三月下旬ではまだすべての山が雪を置いてい たが、とりわけ火打が白かった。
-------------------------------------------深田久弥「日本百名山」より-----------

予想外に、かなり大変な山行になってしまいましたがやっぱり良い山です(^ω^)

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